占い師のトレーニング

占い師さんのもとにはケンカを売りにくる相談者もいるそうです。

20代前半のとき、占い師さんのところに、ケンカを売りにくる人もいたといいます。「噂であんたは霊感があるって聞いたけど、嘘ものね」と言われたそうです。

「今は、根性ついて、あれはトレーニングだったんだなとか思いますけどね」

インドで瞑想を教わってからは、なんでもかんでもとるのでなく、見える気をバリアするようになったといいます。

日本でいうと吉祥天女、インドでいうラクシュミー女神のお寺に行った時に、お参りをしたときのこと、その時に、目の前にピンクのサリーを着た人が立っていたんだとか。きれいなお姉さんだなと思って、5分ぐらい硬直したそうです。

ハッと我に返ったら、ラクシュミー女神の石像だったんだとか。それから、変な人には会わないようになったそうです。

また、気を得るために、160ヵ所の温泉を回るそうです。

占い師さんの占法は「密教占星術」です。

「もともとの原型は、弘法大師様なんです」

私はもともと弘法大師さんが好きで、密教系の仏教が好きなんです。実家は、弘法大師関連の遺跡が多いところです。実家の仏壇も、いいかげんというか、寛大というか、父親は「南無妙法蓮華経」、母親は「南無阿弥陀仏」だが、地域が弘法大師さんなので、「南無大師遍照金剛」と3つを唱えているくらいです。

占い師さんもこう言っていました。「弘法大師様は、すごい超能力者だったみたいですね。私、出身は茨城なんですけど弘法大師が掘ったといわれる温泉が4ヵ所ぐらいあるんです」

弘法大師の湯は日本全国にある。そもそも温泉を一番最初に発掘したのが弘法大師だったそうです。どこに行っても「弘法の湯」があるのです。

そこに杖を立てたらお湯がわいたというのは、今でいうボーリングで、一説によると、それは当時水銀を発掘するためであったとか。その結果、湯がわけば温泉にし、水がわけば農業用水にしていたのです。

占い師さんは、弟子入りした時は、タロット一色たったんだとか。しかし、胃潰瘍になって、統計学的なことをやりなさいということで、気学を学んだそうです。

さらに、温泉巡りで160ヵ所行ったとか。温泉は「佑気とり」といって、グッドパワーをとる方法なのだそうです。地面の中から出てくるから、温泉のマグマが気にいいそうです。

弘法大師が温泉発掘をしているというのは、水銀発掘だけではなくて、マグマの力を人間の中にとり入れるということがあるに違いありません。

地震の予兆は温泉から出るとも言われています。温泉がわくところは地震が起こるところだから、電磁波が下から出てくると、人間の気持ちに波動を起こして、ハイになったり、イライラしたりするといったことが起こるのだそうです。

通常はせいぜいいくつか行くぐらいなのに、160ヵ所も温泉を回るのは、やっぱり凝り性なのでしょうね。

「そうなんですよ。全部データをとって、ファイルと温泉と看板の写真を撮って、女将さんのサインももらっているんです」

きっとトレーニングというよりもただ楽しんでいるだけなのかもしれません(笑)